貴方様きてくれてありがとう?
小さく声を漏らしていると、今日も面白がるように耳たぶをぱくっと甘噛みされる。
「ひゃっ…?! ちょ、そこ弱いって…」
思わず変な声が出る私を見て、楽しそうに何度も耳元をいじめてくる。
「ンッ…あぁ…!」
耳と胸元を同時に刺激されながらも、貴方様はまるで何事もないみたいに普通の会話を続けてくる。
「今日、何食べたい?」
「え…? そんな普通に聞く…? ンッ…!」
答えようとするたびに声が震えて、身体は勝手にくねってしまう。
それでも何とか平静を装って会話を続ける、その時間が妙に恥ずかしくて好きだったりする。
やがてお風呂が沸いて、身体を綺麗にすると、それまでの穏やかな空気が少しずつ変わっていく。
「……おいで」
その一言で、今からは貴方様に従う時間なんだと分かる。
「舐めなさい」
「……はい」
ソファに腰掛けた貴方様のすぐ横で、言われるがまま近づいていく。
時々腰やお尻に手が触れるたび、ぞくっと身体が震える。
「ここ、触られるの好きなんやろ?」
「……知ってるくせに」
そんなやり取りをしながら、少しずつ夢中になっていく私。
しばらくすると貴方様が立ち上がり、私もその場に膝をつく。
「そのまま」
「ん…」
見上げる私を満足そうに眺めながら、
「やっぱりこの体勢が一番いいな」
なんて言われるから、つい頑張ってしまう。
「気持ちいい?」
「うん。上手」
その一言だけで、もっと喜ばせたくなる。
私はもともと急いで終わらせるような触り方はあまり好きじゃなくて、ゆっくり相手の反応を見ながらする方。
それでも今日は、
「手、使わなくていい」
と言われて、
「え、ほんまに?」
「うん。そのままで」
なんて言われたから、言われた通りに。
途中で何度か、
「これ、手あった方が絶対よくない?」
って心の中では思いつつ(笑)、貴方様の好みに合わせて色々試してみる。
すると突然、
「……もう、いきそう」
「え? もう?」
思わず顔を上げる私。
「まだ全然始まったばっかりやん」
そう言うと、
「今日は無理。気持ちよすぎる」
って。
そんなこと言われたら、こっちまで嬉しくなる。
最後はすっかり満足した顔をしてくれて、
「今日もよかった」
なんて言われたから、私もにっこり。
いつも呼んでくださってありがとうございます。
そして今日も、たくさん可愛がってくれてありがとう?
また次も、貴方様好みにたっぷり楽しんでもらえますように。


